器の大きい素敵な人

確かに人は学歴や職業、年収などで価値を判断できないと思っていますが、それを更に思わせるようなことがありました。
私は何かあった時、白黒はっきりさせたがる人間。
自分でもそれが嫌です。

世の中には、簡単に良い悪いとか、正しい間違っていると判断できないことがたくさんあります。
それはよく分かります。
しかし、それが自分の身に降りかかってきた時は冷静ではいられなくなります。
本当に自分が悪かったり間違っていたなら、もちろん心からお詫びしますし、相手の方にもお詫びの気持ちが伝わるような努力を間違いなくすると思います。
でも、自分に非が無かった場合はそれを明確にしたいと強く願いますし、誰に本当の非があったのかを明らかにしたがるところもありました。
しかし、それではよくないと分かった時からは気を付けるようにしています。
誰のミスなのかを探すよりも、もっと必要なことや意味があることも知っているからです。
ところが、私が注意しながら変わりたくて頑張っているこのようなことを、簡単にすんなりとやってのける方に遭遇しました。
その姿が本当に眩しくて、心底尊敬したのです。
誰も裁かず、自分が泥をかぶるようなことも平気でやれる方なのです。
そして、誰よりも傷を受けながら私たちを守ってくれている人です。
多くを語らないので、これまでの事も知らなかったのですが、昨日色んなことが分かりました。
ふとした瞬間に、全てのことを理解したのです。
それは、本当に感動することでした。
本当に偉大な方。
このような人のことを、器の大きい人と言うのでしょうね。
出会えたことに感謝しています。

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