成長した自分の1番への憧れと現実

小さなころ「1番」と言う言葉に「憧れ」と「特別感」を持っていました。
あの頃の1番って、本当にスターで自信に溢れているというイメージがありました。
だから、背番号の1番だって、出席番号の1番ですらすごいな…と感じていた私がいました。

でも、大人になったらどうでしょう。
1番の私のイメージはいつの間にかがらりと変ってしまいました。
今でも憧れやすごいなというイメージはありますが、昔ほど価値がなくなってしまったような気がします。
なんでだろうと自分でも不思議です。

ただ、自分が1番になれないとわかったのが小学生の時で、その頃私よりももっとすごい人が世の中にはたくさんいると周りの様子がすごく見えてきました。
自分への自信崩壊と周囲の実力。
そんな理想と現実がやっと目に入ってきたのが小学校低学年の時でした。
でも、その後さらに周囲の実力が、知識が広がったが故に自分の学校から、市町村、都道府県、日本全国、そして全世界に広がった時には、なぜか1番が自分の手には届かないすごく遠くにある、そして本当に存在するのか分からない人が1番という目に見えない存在になってしまいました。

だからなのかわかりませんが、本当に今の私の「1番」へのイメージは遠くの誰か有名な人になっています。
井の中の蛙だった私は成長して、その自分への自信を失ってしまったのかと思うと、井の中の蛙の方が幸せだったのかな…なんて思う自分もいます。
そして、今まさに私の子どもが井の中の蛙状態。
きっとこれから今持っている1番が変わってしまうかと思うと、しばらくお山の大将のように扱って、彼の1番をたくさん褒めてあげたいと思います。

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