社会人の彼氏に憧れた私の恋
高校の時に憧れた先生。
よく小説などにある話ですが、本当に私は先生に恋をしていました。
大好きで仕方がなくて、でもその思いは伝えられずに結局卒業しました。
その恋心は先生に伝わっていたそうですが、何も先生からはアクションはありませんでした。
私は高校生の時に社会人の彼氏に憧れていて、でもバイトもしていない私は社会人との接点もなく、唯一当てはまった人が先生でした。
勉強が苦手だった私に親身になって教えてくれていた先生に即恋した私。
着火が早い!と思いましたが、すぐにメラメラっと燃えてしまいました。
好きだから気を引くこともたくさんしました。
そのたびに先生は心配してくれたこと、今思えば申し訳ない気持ちでいっぱいになります。
部活と勉強の両立が大変で、部活が遅くなると勉強を学校で残ってしていく私についていてくれました。
そんな行動もすごくスマートで大好きでした。
先生は遅くなると車で私を自宅まで送って行ってくれることもあったほどでした。
私の親にも会い、しっかりと挨拶をして帰っていった先生。
もちろん、担任でもないし、部活の顧問でもないので、親は最初不思議がっていましたが、私が好きだと言うこと、私が迷惑をかけているということが分かると、親も先生へ感謝の気持ちを持つようになりました。
修学旅行では、学年も全く別だったので私がお土産を買うと、そのお土産を大事に車の助手席に飾っておいてくれた先生。
もうご結婚されたと聞きましたが、本当にあの頃は迷惑をかけっぱなしでした。
私がなぜ思いを伝えられなかったかと言うと、大学が遠く、歳の差もある先生との恋愛が成就しても、続けられる自信がありませんでした。
今でもすごくいい経験をさせてもらったと感謝しています。
大人に憧れた恋愛をしたいだけだった私に気付いていた先生には幸せになってもらいたいです。