問題解決力

何かに取り組んだときに次はもっとうまくやろうと考えたとき、そのためにクリアしなければならならい課題の発見、
問題の定義付け、そして解決策の模索がはじまる。仕事はこの連続だと思う。

何の仕事でもきっと必要だと思われる問題解決力は普遍的なスキルなので例え違う業種であってもある程度対応することができる。
それを生業にしているのがいわゆるコンサルタント会社なのでしょう。
世界的にも有名なコンサルタント会社の書籍をいくつか見ると問題に対するアプローチがロジカルに、体系だった手法として確立されていることに驚いた記憶がある。
この発見は学生の頃に通った予備校で現代国語にも数学のような解答の導き出し方があると知ったときの感覚ににている。
でも一番重要なのはこのあたりの普遍的なスキルは良くも悪くも普遍的ということ。
学んだ手法をきちんと咀嚼(そしゃく)して自分のものにすることと、自分の取り組もうとしている内容に置き換えて実践できるかという点がキーポイントだと思う。
自分も問題解決に対するアプローチ手法はフレームワークだけであれば100くらいは自学で学んだつもりだが、
学ぶのは簡単でも実際に行動し結果につなげられているかと言われると微妙なところがある。
とは言え何かに取り組もうというときにやみくもに行動して無駄な時間を過ごしてしまうよりはもっと最短ルートで且つ的確にアプローチできた方が仕事の生産性は上がる。
これからのビジネスマンは仕事のボリュームが増す一方なのでこういったスキルを身に着けておくことはたしなみの一つなのかもしれない。

時間の進む速さ

歳を取ると、時間が過ぎるスピードが速く感じるというのは良く言われるものですが、自身でもそのことはよく身をもって体感しています。
特にアラサーとなってしまった今では、一日が過ぎるというのは本当にあっという間で日々の生活の速さに正直戸惑ってしまっています。

どうにかならないものかと感じてはいたのですが、それでも仕事はしないわけにもいかず日々の暮らしももちろんあるので…どうにかしたいと思いつつもどうにもならないのが現状でありました。
そんなことを頭の片隅で常に悩んでいた中、とある人物の言葉を目にしました。私のように、日々の生活が速い、と感じてしまっている人の相談に対し、
その方は「歳を取ってから時間の進みが遅く感じるのは何かトラブルや悪いことが起きた場合がほとんどだから、時間が速いのは良いことなんだよ」と返したのです。
それを聞いて私も目からウロコが落ちるような思いでした。完全に納得したわけではありませんが、それでも永遠に解決しないだろうと思っていた問題に一つの答えが示されたのです。
このことは非常に私の支えとなりました。日常というものは変わらないからこそ日常であり、それが本当に大事だということを思い知らされたのです。
もっともそれでも何とかしたいと思っている私がいることもまだ否めません。仮に日常を日常のまま時間を長く使えたら、それこそ本当に有意義な時間の使い方ではないか、とも思うのです。
まあ、このようなことは少なからず他の皆さんも感じていることなのでしょうね。

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