ハロウィーンの仮装
最近ではすっかりお馴染みになってきたハロウィーン。
私は未だにハロウィーンが何の日なのか知らない。
10月30日だったか31日だったかも定かではない。
でも、あのかぼちゃのジャック・オ・ランタンやお化けのモチーフなんかのキャラクターは知っている。
というか、そういうキャラクターの認知度の方が先行してしまっているようにも思う。
そんなハロウィーン、少し前まではケーキ屋でハロウィーン向けのものが売られていたり、お菓子でそういう類のものを見かけたりする程度であった。
もしくは、英会話の授業で、ネイティブの先生が本場っぽいハロウィーンパーティー授業をしてくれるくらいで、自分とはほとんどかかわりのない行事であった。
それが段々と仮装してパーティーをする、まるで本場欧米のような雰囲気を伴ってきているように思う。
それも、子供だけでなく大人まで。
それもかなり本式の仮装で街を練り歩いたりするのだ。
これはすごいことだ、と思う。
このシャイな日本人達の間でも仮装が浸透するなんて思っても見なかった。
意外とみんな変身願望があったようである。
加えて、マスク効果もあるかもしれない。
顔を隠す、隠さないまでもいつもと違った装いをすることで、普段の自分とは違う、大胆な行動を取ることが出来るという。
それとも、ただ単にみんな目立ちたいだけかもしれないが。
しかしきっと私には出来ない。
恥ずかしくてとても仮装なんかして人前に出られはしない。
晴れ着すら恥ずかしくてなかなか着られないのに。
だから、お誘いも来る前から、仮装パーティーの招待をどうやって断るかということを考えている。
実に不毛な時間の使い方だと、我ながら思っている。