東北

今年の東北は、歴史に残る大惨事に見舞われ、そこに暮らす人々は失意のどん底に喘いでいたことでしよう。
復興東北、復興日本を合言葉に、日本人がひとつになった年でもあったでしょう。

もちろん世界からも日本への支援が届いている様子が伝えられて、非常に有難いと感じたものです。

さて、この大惨事は映像等で全国どころか世界中に様子が伝えられました。
インターネットという社会インフラのパワーを見せつけられたと思います。

こうした情報が瞬時に世界に広まったことで、各国からの支援や世界で働いている日本人へ、現地の情報をほぼリアルタイムに伝えることが出来ました。
また国内においても、被災状況の細かな情報がどれだけの人の役に立ったことでしょうか。

Twitterが思いのほか情報伝達に役立ち、インターネットは天災に強いという印象まで与えたようです。
携帯電話は壊滅していた場所でも、Twitterで連絡を取り合うことで、救われた人々も多かったと聞いています。

また芸能人や著名人の積極的な支援活動も心を打たれた人は多かったのではないでしょうか。
この時に、何もせずに「売名行為だ」などと「したり顔」で言う人も多く出てきました。
売名行為でもいいじゃないですか、現地の方の助けになれば。

こんな時にまで、妬みの感情を表す貧乏くさいマインドは、持ちたくないものですよね。
さらには「不謹慎」という言葉をかざしてズレた正義感をインターネットで公開するという、恥ずかしい人もたくさんいましたね。

仙台旅行の思い出

私は昨年のお盆休みに、お付き合いをしている彼と東北旅行に出かけました。
3泊4日で、東北の5県をすべてまわった私達ですが、一番印象に残っているのは宮城県の仙台市です。
以下、仙台での思い出話です。

仙台ではまず、北条正宗がいたと言われている仙台城跡を訪れました。
城跡からは仙台市を一望でき、また伊達正宗像が立派にそびえ立っていました。
売店も沢山あり、私はそこで家族用にずんだ餅と萩の月を購入しました。
またずんだシェイクを食べ、仙台市ならではのものを堪能しました。

城跡の次は、仙台駅に行き、観光雑誌でも紹介されている有名牛タン店・利休へ行きました。
11時前にも関わらず、私たちの他にも沢山お客さんが待っており、店内から香る良いにおいに、とてもワクワクしながら待っていました。

40分ほど待って席に案内されると、カウンター席で、牛タンを焼いている様子をすぐ近くで見ることが出来ました。
炭火で焼いており、火加減にはとても気を使っている様子でした。
私は牛タンを単品で、彼は牛タンの定食を注文しましたが、その他にも牛タンシチューなど、名前だけでも食欲をそそられるメニューが沢山ありました。

10分ほどで料理が運ばれてきて、思いのほか分厚い牛タンに驚きました。
さっそく食べてみると、ほどよい弾力で、脂っぽ過ぎず、パクパク食べることが出来ました。
付け合せのお新香もとても美味しかったです。
そのあとは他にも沢山観光したい所があったため、仙台を後にしましたが、あの味は忘れられません。

仙台で食べた本場の牛タンの味にとても感動をした私達ですが、関東でも利休のお店が出店されていて、その牛タンが食べられると知り驚きました。
本場と同じ味なのか、今度食べに行こうと思っています。

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