富士登山を通して学んだ私の経験
富士山はとても綺麗で日本一大きな山です。
私はちょうど中学受験の時に友達と一緒に富士山に登りに行きました。
それはとても感動的で、今でも鮮明に記憶に残っています。
この富士山に登った経験はとても貴重なものです。
中学受験という目標に向かって富士山を登山しようと言い出したのは友達でした。
その子は自分のレベルよりも一つ高い高校に受験するので、モチベーションを上げていきたかったのかもしれません。
富士山の登山は実際に、厳しい道のりでした。
6合目ではみんなすごく生き生きとしていました。
お土産ショップもあり、いろいろなところへ目が向く余裕がありました。
登っていくにつれて、休憩をしている人が目立ち始め、その頃12歳だった私たちはどんどんスピードを落とさずに登って行きました。
すると、突然一人の友達が気持ちが悪いと言い出したのです。
私たちはゆっくり休んでいるようにその子に伝えると9合目の休憩所まで行くと言ってゆっくりと歩き始めました。
売店を見ると酸素スプレーの様なものも売っています。
私はそこでそのスプレーを購入して、温かいものを飲みながらゆっくり休んでいるように伝えました。
その友達こそ、レベルアップのために富士登山をしようと声をかけてくれた子だったのです。
私はその子一人にしておけずに、一緒に休もうとすると近くにいたおばさんが「私ももう疲れちゃったから、お友達が来るまで一緒に休んでいましょう!」と言ってくれました。
友達も私が頂上まで行かないことには遠慮したのか、自分に構わないでほしいと言っていたので、そのおばさんの御厚意に甘え、急いで頂上を目指しました。
頂上はとてもよい景色で、早朝に登り始めた私たちは御来光も見ることができました。
それをカメラに収め、下で待っていた友達に見せてあげました。
登った達成感もすごいものだったのですが、私はそれ以上に友達を途中で置いてきてしまった思いが強く、きっとほかの人では味わえない富士登山の経験ができました。
この思いはきっとこれからの人生の中で違った形で私にいろんなことを学ばせてくれるものだと信じています。