世帯収入
このご時世を生きるごく普通のサラリーマン家庭が稼いでいくには共働きによる二馬力エンジン搭載が標準仕様になってくるのかもしれない。
でもそれって幸せなの?という素朴な疑問。
稼ぎ頭世代予備軍のミドルクラス世帯では共働き率がかなり高い。というのも自分がちょうどこのくらいの年代なので周囲の同年代を見渡すとなんか多いなぁと感じるわけです。
携帯やらインターネットやら、普段の生活水準やら、文明の利器を捨てられない我々は生活固定費だけでもそれなりになっちゃいます。
友人家庭を見ていると子供が二人いて夫婦共働きってのが多い。
地元の田舎の方では労働対価もそんなに高くないので共働きでやっと東京の一人分くらいの稼ぎだったりする。
もしくは夫婦でがっつり働いて1000万オーバーというパターンかなと。
収入だけ見ると稼いでいる方が良さげに見えるんだけども、両家の実家が近くて生活費がなんとなくシェアできている前者か、
高い保育料を払ってギリギリ1000万稼いでる後者かという生活まで含めて考えるとなんとも言えない。
多分後者は送り迎えとか、家事分担とかで悩んでいると思う。前者、米とか野菜とかタダで入手できたりするし。
記憶が正しければあとあと10年くらいすると高齢化社会がピークを迎え、稼いでいる人間に対して4人の高齢者がぶら下がっているような社会構造になるらしい。
そうなると自分の親まで施設に預けて働きに出ることになるのだろうか。
将来的な観点からすると生活水準維持のための共働きではなくって、社会から必要に迫れらて共働きにならざるを得ないのかも。
共働きを標準仕様でお願いしますという社会。まぁ、その第一歩はまず子供を預けられるところの確保なんですけれども。