学生の収入
同年代のサラリーマンがどれくらいの年収を稼いでいるのかは誰しも気になるところだ。
男性正社員平均年収が440万前後で、全世代の平均年齢が33歳あたりらしい。
私は思いっきりその年代なので今後どうやって生きていこうか非常に気になっている。
学生の時の月の収入は手取りで50万程あった。それもギャンブルでの稼ぎだったから手取りも何も稼いだ金額がそのまま収入だった。
これを年換算すると手取りで600万。今サラリーマンをしているが手取り600万稼ぐためには年収1000万くらい稼がないと足りないだろうか。
それくらいの収入があった学生の頃は働かなくてもいいやという気持ちだったので、
就活の時期になっても特に活動もしないでいた。ただ。研究活動と論文発表は続けていた。
大学3年生も後半に差し掛かってきたころ他の大学の教授殿から居酒屋に呼ばれる機会があった。
こんな夜更けになんだろうかと思いながら居酒屋に到着すると、教授殿はかなり酔っている様子だった。そして一言、うちの大学院にこないかと。
お誘いを受けた研究室は厳しくて有名なのだが業界へのコネクションが強く、就職率は100%だった。
かといって今通っている研究室の教授を裏切るのも申し訳ないし、どうしようかと返事をしないまま4年生の春に。
結局私は両方の大学にダブルスクール状態でゼミに参加することにした。週2回ずつそれぞれ通うのだが何気に大変だったのを覚えている。
二つの大学に席を用意してもらっている状態だった。
中途半端な研究室通いだったがいよいよ卒論を書かなければならない時期になった。
私はせっかくお誘いを受けたのだが、元の大学の大学院に進学することを決めたのだった。
その後学会発表で誘ってくれた教授殿に合うとなんと気まずいことか。
そんなこんなの学生生活を送った私ですが三十路も中盤戦に差し掛かった今、
手取りは学生の頃にも追いついていないのでした。人生ってなんだろう。