ジョギング生活を始めるきっかけ
子供の頃から極端な運動音痴で、趣味で体を動かして汗をかこうと思ったことがありませんでした。
ダイエットをするなら食事や簡単なヨガ程度でやりたいと思っていたのですが、いきなりジョギングを始めてみることにしました。
別に大したことではないかもしれませんが、何のスポーツをしても上手にできない私からすると大きな変化です。
きっかけはやっぱりダイエットです。
体型はどちらかというと痩せ型には入りますが、年齢共にキープできるか考えるとゾッとして、何か20代の内から習慣にしておかなければ私はこの先、運動を一生懸命取り組むことが無いだろうと考え、体が若い内にジョギングを始めようと思ったのです。
といっても、久しぶりに夕食のときにお酒を飲んでほろ酔いのときに勢いで決めたこと。
テレビを見ると、サッカー女子日本代表の選手がインタビューに答えていて、体脂肪率が10%以下だと言っていました。
同い年のこの選手は、考えられないようなハードな体作りをしていると思います。
一般人には到底真似できないことです。
しかし、ストイックな体作りをした頂点にいる選手と同じ年数私は生きています。
それでも今後、老いていくスピードは確実に私の方が速いような気がして、何か始めたくなったのです。
当然同じようなトレーニングは出来ませんが、走ってみようとほろ酔いながら考えて、とりあえず目覚まし時計を5時30分に合わせて就寝してみました。
明日はジョギングだ、と考えながら眠ったせいか夢の中で走っていました。
目覚まし時計が鳴る5分ほど前にパチッと目が覚め、簡単に柔軟体操をしてから外に出ました。
まだ暗くて寒い早朝。
なんだか引き返したい気分になりましたが、とりあえず走り出してみました。
すると道中で同年代の女性が走っているのを見ました。
ジョギングを続けてきたんだろうと分かるほど体の芯が綺麗な方でした。
この方の背中を見て、これから続けていこうと誓ったのでした。
何歳まで続けられるのか
最近テレビで見たのですが、80歳からジョギングを始めて100歳近くになって引退したというおじいちゃんの話です。
健康のために始めたジョギングのおかげで、病気やけがもなく元気で過ごしているそうです。
走る速度はゆっくりでも、走ることを続けられるってすごいことです。
この番組をみて、私は20代なのに何も体を動かしていないな〜と、なんだか恥ずかしくかんじました。
元々アクティブではなかったけど、今体を動かさないと、この先子育て中とか更年期を迎えた頃とか、私はどうするつもりなんだろう?と未来の自分に疑問がわいてきました。
今やれることは、今やっておかないと後で後悔してしまいます。
80歳のおじいちゃんに出来ることを私が出来ないはずありません。
最初は往復3kmの駅までの道のりを走っていましたが、すぐに息が切れます。
息が切れて体がだるくかんじて歩いていました。
きつかったら歩いても良いと本で読んでいたので、自分に少々甘くても長年続けるきっかけにはなっているんだからと、自分のペースを守りました。
次第に3kmじゃ走り足りない気がして徐々に距離を伸ばしています。
走る速度を早くしようとは思わないので、時間よりも距離を重視していきます。
朝走っていると、ご年配の方でゆったりと走っている方にお会いします。
反射材のついたウィンドブレーカーを着て、ゆっくりとしたスピードですが、楽しんでいらっしゃるように見えます。
休日になるとお孫さんと一緒に走ったり、奥様と並んで歩いたりしているようです。
走ることに年齢は関係ないと、教えてもらっているような気がしてがんばれます。